07年12月29日


この日、まず向かうのは盛岡駅新幹線ホーム。7時58分発の「こまち」さん!この区間は秋田県直通の普通列車が極端に少ないため、苦肉の策で新幹線利用である。
買ったのが立席特急券なので座席指定はないが、空いている席に適当に座る。今日は一見混んでいるような感じだったが、探せば空席は結構ありそうな感じだ。

あっという間に田沢湖駅到着し、ここで下車。田沢湖に来たからには、もちろん向かうは田沢湖。
        
〈写真左〉盛岡駅新幹線ホーム。ここに来るのは今年3月以来2回目
〈写真右〉田沢湖駅に到着



この田沢湖、駅から意外に遠いため、田沢湖一周線バスで向かうことになる。が、朝が速いためか、年末の午前中だからか、バスの乗客は私一人…。いかにも怪しげな旅人となっていた(笑)

バスで30分弱、目的地であるたつこ像近くのバス停「潟尻(かたじり)」に到着、一旦下車する。ここで都合良く時間あわせ停車をするようなので、あえてこの時間のバスを狙ってみた訳だ。ちなみに、運転手さんの計らいで潟尻での下車はカウントせずに「田沢湖駅→(潟尻→)田沢湖駅」の通し運賃にしてもらった。ひょっとしたら、私のような乗客が他にいたのかも‥。
        
〈左〉田沢湖駅舎
〈右〉バス停付近より田沢湖



たつこ像は潟尻バス停からすぐ。金色に輝く像がポツンと立っている。この日の田沢湖がガスかかっている上、観光客もほとんどいないため、かなり神秘的な雰囲気。天気が良いのも良いかもしれないが、こういう雰囲気もなんか良い!
ちなみに、たつこ像は『地名しりとり』でワッキーさんが訪問した場所。一度来てみたかった場所の一つで、一応ここがこの旅の最北端の目的地という扱いである。

天気が悪いのが、逆に神秘的な雰囲気を出している「たつこ像」



見学後は再びバスで駅へ戻る。その途中、「御座の石」バス停でも下車・見学させてもらった。
結局、他の乗客は一人も乗って来ないまま、湖を一周。にしても、この時の運転手さん、こんな怪しげな旅人ですみませんでした(笑)

駅に戻ってからもしばらく時間があるので、駅舎中を散策してみる。いつの間にか駅には観光客が一杯。さっきの人気の無さがウソみたい。
駅舎の中には、たつこ像(たつこ姫)の解説とか、ミニ資料館とか色々あって、それなりに楽しめる。
その後、11時2分発の電車で出発。時刻の関係で、またまたこまち利用。
        
〈左〉駅舎2階の空中回廊。駅舎の造りは何となく函館に似ているなぁ、とか思ったり
〈右〉そんなこんな?な田沢湖でした


〈下〉再びこまちで田沢湖駅を出発



今度のこまちもそれなりに混んでいたが、無事窓側の空席を発見。やっぱり新幹線は快適だ!快適すぎて完全に寝ている間に大曲に到着(笑)
少し時間があったので、ここのニューデイズでお土産用の「いぶりがっこ」を購入。「いぶりがっこ」とはタクアンを煙で燻した漬け物のこと。まぁ、これが後々、秋田で買ったお土産と共に、大変な事になる‥。
        
〈左〉洒落たデザインの大曲駅
〈右〉以前「だいきょく」と読んでいたのは、ここだけの話‥



大曲駅は、どっちが秋田で、どっちが盛岡で、どっちが山形なのか最後まで分からなかった。方向音痴丸出し状態(笑)
まぁ、秋田行きに乗れば問題ないだろう!?12時32分発の秋田行きで出発する。
幸運にもボックス席をゲットし、その後は熟睡!?いつの間にか秋田に到着。
        
〈左〉普通 秋田ゆき
〈右〉秋田到着。意外にも、東北の日本海側に来るのは初めて。



さて、この秋田駅。かなり大きくてキレイでビックリ。さすがは県庁所在地やね〜。それにしても、県庁の駅ってどこも立派で大きいのに、私の地元、三重県庁の津駅はいったい何をやっているのやら‥。

秋田では少し街を歩いてみようかとも思ったが、結局、郵便局でお金を下ろしただけで、あとはお土産タイムと相成った。いえ、だって寒かったから‥。さっきも言いましたが、このお土産は後々、大変なことになります。
余談ですがこの時、改札口前に地元テレビ局と見られるアナウンサーと大型のカメラがいた。おそらく年末の混雑を報道しに来たのだろう。ひょっとしたら映っていたかも‥。
        
〈左〉秋田駅外観
〈右〉これまた洒落たデザインの秋田駅コンコース



秋田からは酒田ゆきに乗車。しかしこの電車、ロングシートな上に、酒田まで2時間強の長時間乗車。この時、疲労はピークに…。まぁ、半分以上寝ていた関係で、移動の感覚が無くなっていたような気もする‥。
そして16時53分、山形県は酒田駅に到着。でも、達成感より疲労感…。
        
〈左〉酒田ゆき普通
〈右〉酒田到着〜



酒田も街を見てみたいなあと思いつつも、さすがに日が暮れて今日は無理そうである。またいつか来たときに!ということで、駅のベンチでひたすら次の電車を待つ。
次に乗る新津行きは何とボックス席。そしてディーゼル車。ロングシートを予想していたので、ちょっと嬉しい。
        
〈左〉酒田に着いたときはすでに真っ暗
〈右〉酒田で乗り継ぎ。電化区間なのにディーゼル車


新津行きは空いていてかなり快適だった。途中、村上辺りまでまた熟睡で、直ぐに到着した感じ。ホント、移動の感覚がマヒしている…。
新津で新潟行きに乗り換え、今度は新潟県庁、新潟市へ。関西に住む人間としては、新潟のイメージは「何となく雪国」だったが、駅前は人も多く都会の雰囲気。人のイメージってアテにならないもんだ!
        
〈左〉政令指定都市、新潟
〈右〉駅前のビルとネオン



新潟では夕食をとっただけで、あとは駅舎内を散策したり、待合室で休憩したりしていた。年末ということで、大きな荷物を持った人が多かったのが何となく印象的。帰省か旅行かどちらかだろう。
かく言う私は今晩の宿、ムーンライトえちごで一気に東京まで進む。座席も新幹線並みでお得な電車である。
23時35分、ほぼ満席の状態で電車は発車。ラストスパートにふさわしい雰囲気ではあるが、体力面から見て、そして終盤に来て「最大の難所かもしれないなぁ」と思いつつ、意外にあっさりと眠りに就く。
        
〈左〉今晩の宿? MLえちご
〈右〉見た目は普通の特急だった


しばらくして目覚めると、電車は長岡駅に停車中だった。少し長い停車のようなので、せっかくなので、少し降りてみる事に。
すると、この時ふと、旅の終盤の寂しさが頭をよぎった。旅のクライマックスには、不思議といつも感じるこの感覚。体は疲れてるんやどねぇ。
長岡を発車後は再び熟睡。次に起きるときは、すでに関東かな?
        
〈左〉長岡駅の長時間停車
〈右〉長岡での一コマ



次回予告:
次回はいよいよ最終日。おそらく、最もゆったり過ごせた1日だったかと‥。


12月30日(最終日) 新宿〜甲府〜塩尻〜名古屋〜新潟   戻る  トップページ